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姫路・白鷺橋の名店・焼き肉の「マルフク」

最近は常識の、無縁ロースターを使ったおしゃれな焼き肉屋さんではなく、コンロに金網を置いてもくもく立ち上る煙の中で、ひたすら美味しいお肉を食べるという昔ながらのスタイル。お肉の質がよくたれも美味しいのに、お腹一杯になってもひとり2,000〜2,500円というリーズナブルな価格。「昭和焼き肉」を楽しむ人たちだけでなく、デートやおっちゃんグループや家族連れで、いつもいっぱいの名店が、姫路の「マルフク」です。

先週のとある夕食どき。大阪の焼き肉屋さんがTVで紹介していたところ、我が家御用達のマルフクの美味しさの話題になって、家族一同が一瞬で焼き肉腹になってしまいました。一度こうなると、もう他のごちそうでは我慢できない状態になります。この日は開店5時の10分前に並びましたが、すでに30名近い人が行列を。5分前にお店に入れてもらいましたが全員は入れず、残された人たちは路上で1時間近く待つことになります。普通じゃ並びませんが、美味しい焼き肉のためにみなさんじっと我慢の大五郎になってました。

マルフクは、姫路駅から北西に徒歩で20分、元町商店街東端ちかくを少し入ったところ、白鷺橋の南西の地内町28にあるホルモン中心の焼き肉屋さんです。長男の同級生のご家族が経営されていることから通い始めて20年近くになります。座敷とテーブルで40人くらいで満席になるお店は、夕方になると(開店17時)すぐに満員になり、多いときには、50人以上のお客さんが、順番待ちをして並んでいます。

マルフクが流行る理由は、なによりお肉が新鮮で美味しいこと。厨房ではお父さんがひとり、神業のような包丁さばきで肉の切り分けてくれますが、素材と腕が素晴らしいのでしょう。いいお肉が入らないと平気でお店を休む(不定休)ところも、食材へのこだわりから。お客さんもよくわかっていて、せっかく遠くから来ても「休みなら仕方ない」と納得します。味が良く値段が高いお店はあちこちにありますが、「マルフク」はなんと「安い!!」。「バラ」「キモ」「心臓」「ホルモン」「センマイ」「アカセンマイ」「ハチノス」、ボリュームたっぷりの一人前がみんな500円以下。この日は好物の「ミノ」がありませんでしたが、親子4人でお腹いっぱい食べて9,000円(生ビールを除く)。いつも、ひとり2,000円すこしあれば、心身ともに幸せになれます。

この日は、〆にホルモン鍋を注文。ホルモンとセンマイを入れて二人前をオーダーすると、厨房で炊きあげてテーブルのコンロに。全然脂こくなく味わいの深い美味しいお鍋を堪能。そのあと、ご飯を入れて「雑炊」までいただきました。これ以上混んだら困るので、みなさんはいかないでくださいね(笑)。