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直虎おもしろいよの会・その2

昨日の日記を読みかえして、たしかに直虎ドラマ、ちまちましてるかもねって感じました。特にここ数回の内政パートは細かいとこ丁寧に拾ってるし。要するに、好き嫌いの分かれるドラマなのかな。

内政、ものすごオモシロイので、そこんとこ。

■おんな社長と重役たち

弱小中小企業の社長に就任の直虎さま。お姫さま育ち、のち、出家してお寺にこもっていたので、控えめに言ってもめいっぱい世間知らず。政治も経済も、正直全然わかりませんっ!でも、愛と熱意だけはこぼれるくらい持ってるよ!みんなついてきて!・・・なもんで。だれもついてこないわな。こんなポンコツ社長の部下たちが哀れを誘う。現代のサラリーマンたちも涙なくしては見られません。

最初は当然反発しかなかった社内、ドラマはゆっくり時間をかけて、部下たちの反発から懐柔までを丁寧に描いてくれました。ここが丁寧だったから、「あんなに反発してたくせになんで仲間になってるのさ」的な違和感もなく、井伊社内ファミリーの絆バンザイ!を楽しめる。けど、部下もポンコツの寄せ集めなところが、このドラマのおもしろいところなんだなー。全体的にポンコツ運転をしている井伊を、なんとか事故らずに走らせようと必死こいてるのが政次さんなんですけどね。社長は、「政次は私より頭いいからキライなの。あいつだけは絶対イヤ。」って、政次を完全ハブるスタンス。ああ、、、ポンコツ社長よ。。。。

それにしても、人生をかけて一途に守っている初恋の女子からこんなに嫌われてるなんて、政次くんってのは、いったいどこでなにをこんなにこじらせてしまったのか、もうさっぱりわかりません。ただただ気の毒としか言いようがない。

■かわいいでこぼこコンビ

ポンコツ部下双璧、奥山六左衛門(ろくざ)と、中野直之(ゆきちゃん)。でかい図体して、馬にも乗れず剣もダメな臆病者、戦国の落ちこぼれ、癒し担当のろくざ、と、ちっちゃくてよく吠える、めっちゃ強い闘犬、ゆきちゃん。二人並んでると、「でっかい癒し系」と「武闘派のチビ」対比が、そらもうマンガですわね。なんでしょうこのキャスティング。

ろくざは奥山家の人だけど、お父ちゃんを殺した政次さんを、そんなに憎んでない様子なのね。ろくざのおっとりした性格のせいもあるだろうけど、ろくざは落ちこぼれで、奥山父ちゃんからろくろくかわいがってもらってなかったんだろな。社長直属の幹部なのに、田植えをしたりニワトリを追っかけたり、第1次産業に従事しているときが一番生き生きしてるろくざに、ラブが止まらない。

ゆきちゃんは、「白と黒しかない。グレーなんてくそくらえ男。」と言われた、脳筋武闘派中野直由さまの息子どのらしく、はっきりと武闘派。(今川の刺客を一人でやっつけたときの強さって、あれなんなの?)「おれは社長を守るマンになる!」と決めたら決めたで、まっすぐに全力サポートしてくれる頼もしい部下だけど、基本的に性質が「おとこ(漢)」なので、直虎を「やれやれ。女子のくせに。」と思っているところが、いい味をかもしている。アグレッシブなゆきちゃんより、もっとアグレッシブな直虎さま。「・・・疲れる」ボソッ。ゆきちゃん、苦労してますな。「いくさになったら、殿をお守りする自信がない・・・・・」すげー弱音。あんな無双な戦闘スキルを持っているゆきちゃんをして、このセリフだかんね。直虎ちゃんったら、スーパーヒロイン。

■会社経営

弱小な中小企業井伊。てんこもり借金あっても、社長は経済も経理も全然わかってませんのでね。ということで、外部から経営のエキスパートを招致。会社の経済部門は、ムロツヨシ演じる商人、方久さんが担当します。借金まみれで労働力もないんで、経営を立て直すには、思い切った改革が必要。銭の虫、適材適所。早速、「お金儲けはあんたのアイディアに任せるわ〜よろしく〜」みたいになってるよ(笑)基本、社長は現場仕事の方が好きなんで、いろいろ考えることは部下がやります。実行は社長がやります。・・・て、逆やろ!!!でも、これが脳筋井伊流。

そして、会社の渉外政治担当は、われらがブラックヒーロー政次さん。企業間の情報収集や親会社とのめんどくさい交渉は、彼が一手に引き受けます。親会社である今川は、「井伊の会社なんか、別につぶれてもいいし。てか、逆らったらつぶすよ。」と脅しをかけてくるんで、そして、直虎ちゃんが、ナチュラルに今川に逆らったりするんで、政次さんはもう心が休まる暇がないんであります。突拍子もないことを始める直虎ちゃんに振り回されなつつ、その突拍子もないところ惚れているという、この入れ子の構造。まーくんのこじれっぷりといったらもう、ハンパない。「陰で直虎を守るマン」として、今川にへつらうやら、いろいろ根回しするやら、直虎にさりげなく助言するやら、かしこい頭をフル回転でがんばっているよ。危ない橋も渡るし、泥もかぶる。すべて社長のためなのに、社長に気づかれてはいけないというミッション!そして、社長からはクソミソ言われてハブられてます。、、、、一目でいいから、この人が報われる姿を見てみたいです神さま。

。。。と。

こんな風に時代劇を楽しんでる視聴者もいます。

たぶんまだ続く。