読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

だから元を絶たなきゃだめでしょ

http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20170421-OYT8T50004.html?from=ytop_os1&seq=01

「オーバーブッキング」で強制降機、日本でも?

東洋大学教授 島川崇

2017年04月21日 12時30分

 米航空大手・ユナイテッド航空が、国内線の便で予約が定員を上回ったことを理由に男性乗客を強制的に降機させた問題が波紋を呼んでいる。男性乗客が警察官らによって無理やり引きずり降ろされる様子を映した動画がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上に公開され、世界中から批判が殺到、同社の最高経営責任者(CEO)が謝罪に追い込まれた。定員を上回る予約を受け付ける「オーバーブッキング(過剰予約)」は、ユナイテッドに限らず、世界中の航空会社の多くが行っている。日本でも、今回のような事態は起こり得るのだろうか。東洋大学国際観光学部の島川崇教授(航空経営論)に聞いた。

サービス業の自覚欠如・ユナイテッド航空

 今回の問題の経緯は、ユナイテッド航空のシカゴ発ケンタッキー州ルイビル行きの便で4人分の定員超過が発生。ユナイテッド側は降機を申し出てくれた客に対して協力金やホテルの宿泊代を支払うことを提案したが、協力者が現れなかったため、降機してもらう客4人の指名に踏み切ったという。このうち、最後まで降機に応じなかった男性客が、警察官らによって強制的に引きずり降ろされた。

 米国の航空規定によれば、予約超過が発生し、搭乗便の変更などに自主的に応じてくれる客がいない場合、航空会社は自社の基準に沿って特定の客を指名し、搭乗を拒否できることになっている。とはいえ、今回のようなやり方は、道義的に決して許されるものではない。

 ユナイテッド航空の最大の誤りは、乗客が機内に搭乗した後に強制降機に踏み切り、しかも乗客にけがを負わせてしまったことだ。オーバーブッキングを行っている航空会社であれば、キャンセル数を読み間違えて、出発直前にもかかわらず予約超過になってしまうことはあり得る。ただ、その場合には、乗客が搭乗する前に状況をアナウンスし、自主的に搭乗をとりやめてくれる客を募るのが普通だ。

 しかも、今回のケースでは、乗客が降機することになったのは、ユナイテッドの乗務員が業務上の都合でルイビル行きの便に乗らなければならなくなったからだという。乗客を無理やり降ろすくらいなら、乗務員を別の便に搭乗させるべきだろう。私がかつて勤務していた日本航空(JAL)では、出発直前に予約超過になった場合、まず乗客の中にJALの社員がいないかどうかを確認し、社員がいれば搭乗を取りやめてもらうということを徹底していた。ユナイテッドは、「顧客第一」というサービス業としての自覚が欠如していると言わざるを得ない。

 日本の航空会社は、経験則などに基づいてキャンセル数を細やかに推計するので、オーバーブッキングをしても、最終的には乗客数が定員内に収まるケースが大半だ。例えば、金曜日の東京−大阪の最終便などは、定員を大幅に上回る予約を受け付けるが、急なキャンセルも多数発生するので、予約超過で乗れなくなる客が出ることはまずない。

 とはいえ、日本でも予約超過が発生してしまうことがないわけではない。その場合は、航空会社が搭乗便の変更などを呼びかけ、協力してくれた客に1万〜2万円の協力金などを支払うことになっている。応じる乗客がいなければ、航空会社側が任意で抽出した乗客に協力を持ちかける場合もある。こうした措置は「フレックストラベラー制度」と呼ばれている。国土交通省の調査では、国内では2015年度、計1万1550席の予約超過が発生し、8割強の客が同制度に基づいて搭乗便の変更などに応じている。

 一方、格安航空会社(LCC)の中には、オーバーブッキングのオペレーションにコストがかかるため、予約数を定員内に収めている会社もある。一度予約を受けたら、運賃の返金には応じないため、かりにキャンセルによる空席が生じても、その分の収入は確保できるからだ。

 「フルサービスキャリア(FSC)」とも呼ばれる大手航空会社などは、オーバーブッキングの仕組みがあるからこそ、利用客はチケットの種類によってはキャンセル料を支払わなくても搭乗便の変更などが可能になり、航空会社側も空席を減らすことができる。双方にとって便益の大きい仕組みだ。ユナイテッド航空の問題の所在は、オーバーブッキングにあるのではない。問われるべきは、いまだに「(客を)乗せてやっている」という考え方から抜け切れない、同社の企業体質なのだ。(聞き手・メディア局編集部 田中昌義)

引用終わり

 なにが問題だったのか、わからない人がいるのに驚きました。また、今、スマホで撮影し、すぐに投稿することができます。それにより世界世論を変える可能性がある状況になったところに、衝撃的な映像がでてきたということでしょう。

 UAのひどさは、意図的な(と想像できる)選択による『強制』なのです。選択した4名の国籍を言ってみろよ、とUAに訪ねた人はいないのでしょうか。

別に航空会社のシステムを知りたいわけではありません。ああいう行動を平気でとれる感覚が問題ですし、その後のUAの対応をみても、それを問題にしたわけではないようです。

 まあ、白人が世界世論を握っている現在、他の民族が新しいパラダイムを提示しても、無視されるか拒否されるだけです。

 それを解決するには『力』でしかないのです。日本の中には『誠意を持って議論するとわかってもらえる』などという『九条教』の人々がいますが、議論が通じないのはすぐそばの国の行動をみてもわかります。それがわからないから『九条教』という信仰なのでしょうがね。

 

 この会社はまた同じような問題を起こします。その『無慈悲な』措置がいつになるかです。そのときも同じような議論で終わるでしょう。メディ屋の人々は元凶がわかっていても『報道しない自由』を発動させるからです。